わが子への思いを形に残す「背守り刺繍」

浜松市子育て支援ひろば「ここみのおうち」で「背守り(せまもり)刺繍」をおこないました。

ここみのおうち「手仕事の会」

「背守り刺繍」とは・・・

こどもの健やかな成長を願い、魔物からこどもを守るために、着物の背中につける縫い飾りのこと。

縫い目は魔除けになります。大人の着物の背には縫い目がありますが、こどもの着物の背には縫い目がありません。

江戸時代から昭和の初めころまで、こどもの背中から魔物が入らないよう、お母さんが一針一針心を込めて縫い付けました。

 

いつの時代も、こどもの成長を願う気持ちというのは変わらないですよね。

現代のお母さんたちも、わが子を思いながらチクチク縫い付けていきます。

刺繍の図案は、たくさんの種類があります。

自分好みの柄やカラフルな糸を選ぶだけで、楽しい気分になってきますよ。

お裁縫が苦手な方でも、思ってるより簡単にできます。


スタッフも並んでチクチク・・・

 

 

今後、各ひろばで、背守り刺繍を伝承していきます。

 

詳しくは各ひろば(「ここみ広場ここみのおうち」「ここみの森」)のブログをご覧ください。